The true value of High Speed Camera

小さなボディに隠された なぜそんなに速く撮れる? “EXILIMエンジンHS”の正体を探る

カシオならではのオンリーワン技術である“ハイスピードテクノロジー”。このコンパクトデジタルカメラの新機軸を可能にしたのがEXILIMエンジンHSである。小さなボディに秘められた、その正体を探る。
ふたつの画像処理経路を備えることで、動画を記録しながらの連写、HDRアートなど、デジタルカメラの常識を覆す並行処理を実現している

速さ、美しさで既存のコンパクトデジタルカメラとは一線を画す「EX-ZR100」。その存在を際立たせるのが“ハイスピードテクノロジー”であり、その先進技術を可能にしたのが“EXILIMエンジンHS”である。これはマルチCPUとふたつの画像処理回路に加え、リコンフィギュアラブルプロセッサで構成されている。このリコンフィギュアラブルプロセッサとは、簡単にいうと入ってくる情報を取捨選択し、目的に応じて回路の構成を自由に変え、瞬時にさまざまな演算をこなせるというもの。このため撮影モードや状況を問わず、高機能かつ高速での画像処理が可能なのだ。その分、消費電力が大きいといわれているが、搭載できた背景には、同社が培ってきた省電力技術があったからにほかならない。

速さだけではない。高画質で撮るためのこだわり(4)

  • (1)簡単操作を実現するモードダイヤル

    操作性に優れたモードダイヤル。“HDR”と“HDRアート”がダイレクトに選べるため、分かりやすく、使い勝手に長けている

  • (2)しっかりとホールドできるグリップ

    指が引っ掛かりやすい形状で、滑りにくい素材を採用したグリップ。本体を確実にホールドできるため、高速連写時も安定して撮れる

  • (3)広角から望遠まで美しい高精彩レンズ

    光学12.5倍のズームレンズを搭載。35mmフィルム換算で24〜300mmという幅広い画角をカバー。約1cmのマクロ撮影にも対応

  • (4)大型で視認性が高い3.0型液晶モニター

    3.0型の高精細46万画素のクリア液晶を搭載。高輝度、広視野角、高コントラスト比を備えており、撮った画像を確実に確認できる

このハイスピードテクノロジーのすごさを体感できるのが“高速撮影”と“快適な操作性”“美しさ”。演算処理の速さが分かりやすいのは高速撮影。被写体を認識しフォーカスが合うまでは、わずか約0.14秒、撮影間隔も約0.37秒と極めて短い。加えて、フルハイビジョンムービー撮影中でも、10Mサイズの静止画を高速連写できるということからも、処理性能の速さと高さが分かるはず。
美しさの面でもそれは生かされている。既述の“HDR”や“HDRアート”はいうまでもなく、その先進的な世界を堪能できる好例が“プレミアムオート”だ。撮影前には、顔検出や三脚を使っているかなどの必要な情報を収集。撮影時には手ブレ補正や露出制御のための解析をし、撮った画像をピクセル単位で適切な処理を行う。これら一連の作業の組み合わせは数万とおりにもなるのだが、このEX-ZR100は瞬時に完遂し、理想の1枚を創出してくれる。
撮りたいときに美しく撮れる。当たり前のことのように思えるかもしれないが、一度でもEX-ZR100のレスポンスを体感するともう後戻りできない。ハイスピードによるストレスフリーな撮影と写真の美しさの両面に効果を発揮する唯一のテクノロジーこそが、EXILIMエンジンHSなのだ。

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