INTERVIEW「今はすべての国にチャンスがある。もちろん、日本にも」

カーリング人気を支える「クリスタル・ジャパン」。競技をはじめたキッカケは?注目が集まり変わったことは?そして、気になる世界での位置は?

  • - - - -

    皆さんがカーリングをはじめたキッカケは?

  • 本橋選手:

    生まれ育った街に専用リンクがあって、小学校の授業で普通に取り入れられていたので、そこではじめたのが最初です。

  • 山浦選手:

    私も街のスポーツクラブに参加したのが小学校の時でした。

  • 石崎選手:

    よく「ナゼ?」って聞かれるんですが、皆、自然にカーリングをやる機会があったので、私たちの中ではマイナースポーツという意識がないんですよ(笑)。

目黒選手
  • - - - -

    最近は全国的にも注目度が上がってきていますが…実感としてはいかがですか?

  • 阿部コーチ:

    実際に専用施設も増えてきたし、海外で試合をするチャンスも多くなってきました。競技環境の向上と同時に、注目度や人気だけでなく、実力も確実にUPしてきています。

  • 目黒選手:

    注目されるのは、やっぱりうれしいですね。カーリングは「我慢強さ」、「チームワーク」、「積み重ね」が重要な競技。やるにしても、見るにしても、日本人には向いていると思います。

  • - - - -

    別名“氷上のチェス”と呼ばれるほど戦術のスポーツとされています。それを支えるショットやスウィーピングのフォームが大切とのことですが。

  • 阿部コーチ:

    ミリ単位のズレが勝負を分けることもありますからね。それだけフォームのチェックは大事。そういった意味では、カシオのハイスピードカメラは非常に役立っています。

  • 石崎選手:

    どんなに調子が良くても、フォームがズレてくることってあるんです。ある程度はカラダの感覚でわかるんですが、やはりスーパースロー映像で視覚的にチェックできるのは大きいですね。

本橋選手山浦選手
  • 近江谷選手:

    カーリングって結構、素早い動きのあるスポーツなので、体感だけに頼っていてはズレに気づけないんです。

  • - - - -

    日本のカーリング界を代表する「クリスタル・ジャパン」とはどういうチームですか?

  • 近江谷選手:

    アットホームな雰囲気はあると思います。私は一番後で入ったので、家族に例えると、皆がお姉さん、コーチがお兄さんのような雰囲気かな。

  • 目黒選手:

    たしかにのびのびしているチームではありますね。

  • 本橋選手:

    それでいて、競技へ意識は全員高い。あとは「カーリングを楽しむ」という基本事項を忘れていないのがいいところだと思います。

石崎選手
  • 阿部コーチ:

    女子特有の人間関係とか、そういった感じはありませんね。皆がさっぱりしているので、僕もやりやすい。まあ、そもそもリンクの上では男女は関係なくアスリートなので…自分がお兄さんだとは思っていません(笑)。

  • - - - -

    ズバリ、今「クリスタル・ジャパン」は世界でどのぐらいのポジションなんですか?

  • 目黒選手:

    順位となると、難しいですね。う〜ん。

  • 山浦選手:

    好成績を残した大会でも、相手が本調子でなかったケースもあるので、必ずしもここ最近の成績だけで実力をはかれない部分があります。

  • 阿部コーチ:

    ただ大会に出場するからには、国内であろうと海外であろうと、常に金メダルを狙っています。ただ順位となると難しいですね。ライバルでいうと、同じパシフィックゾーンの中国でしょうか。

  • 本橋選手:

    言い換えると、今度のオリンピックでは、どの国にもチャンスがあるということ。もちろん、私達「クリスタル・ジャパン」にも、です。

近江谷選手

PAGE TOP


チーム青森“クリスタルジャパン”

チーム青森“クリスタルジャパン”写真

コーチ - 阿部晋也

メンバー - 目黒萌絵  (キャプテン、みちのく銀行所属) 本橋麻里  (NTTラーニングシステムズ所属) 山浦麻葉  (東奥日報社所属) 石崎琴美  (木浪学園所属) 近江谷杏菜(青森市役所所属)

青森県カーリング協会に所属する女子カーリングチーム。
2006年トリノ冬期オリンピックに続き、2010年バンクーバー冬期オリンピックの日本代表チームに内定している。また、「クリスタル・ジャパン」の愛称が2009年末に決定。

公式HPはこちら