HOME / TEAM EXILIM GOLF / 驚きの上達! ゴルフ講座 - Lesson06 総集編


思えばレッスン初回はアドレスの位置の確認、2回目はテークバックの軌道の修正に費やして、やっと3回目で初めてショートゲームを振ってみるという、半分の回数を基本に費やしました。

- 基本というより、ゴルフの考え方の理解に時間をかけたということです。
確かに、この頃の“森語録”をたどってみると、
「ゴルフは回転運動ではなく直線運動」「感覚と動きの不一致をなくすことが、上達の第1歩」「小は大を兼ねる」など、ゴルフをどうとらえるのかに主眼があることが分かります。
ただ当初、安藤さんは「ゴルフは直線運動」というのが、よくわからなかったそうです。ところが、4回目のレッスンのとき、悪い癖を修正する運動として、縄跳びの縄を両手で回す動きと、同じようにゴルフクラブを動かす動きをしたら(4回目の動画参照)、意味が理解できるようになりました。




- 縄やクラブをうまく回すためには、腕は垂直に上下運動させたほうがいい。縄の回る方向(横)には動かさない方がよく回るんです。クラブのスイングもこれかと思ったら、体の軸が前に寄るくせも直ってきました。

- そう、体を回すのでなく、いかに力を伝えるか、だからね。
実はこの日、安藤さんは1週間ぶりにクラブを握りました。ゴルフ部の活動も、試験中なので休止。それなのに、最初のスイングを見て、森プロは「ウン」と納得したような声をもらしました。

- アドレスが安定すると最初からいいショットが出るんです。
ここで森コーチが注意したのは、左手をあまりギュッと握らないこと。

- クラブが走らなくなります。ゴルフというのはそもそも、力をためて打つスポーツではなくて、ためた力を解放してやるだけなんです。

肩や腕を戻してやろうとか考えるから、体が開いたり、ハンドファーストになったりするのだとか。
1球目のスイングを見て森コーチは「戻っちゃったね」とひとこと。上で書いた、力の開放によるスイングではなかったという意味です。
そこで、コーチは、安藤さんに少し右向きに構えてもらって、ボールはまっすぐ飛ばすよう打ってごらんと指示しました。すると体の前へのぶれがやみました。

- ただし、これは安藤さんのスイングや癖を知っているからできる矯正法なので、みなさんの場合に適応できるかどうかはわかりません。形にとらわれず、根本に返って直すことは、前にも云った通りです。


- 前は先輩方のアドバイスもいろいろ聞いて、かえってわからなくなった所があるんですが、自分に合った方法でやればいいと思えるようになりました。

- そう、うまい人ほど情報がシンプルなはずだから、それも見分け方かも(笑)。

- 部活でもハイスピードカメラを使って、線を入れて確認したりしています。

- 先入観をチェックするにはいい方法だね。自分の既成観念を解除することができるでしょう。そうやって、自分の教科書を自分で作ることが大切ですよ。

- その教科書の第1ページは、決まってるんです。
「形にとらわれず、自分のクセをわかって打てばいい」と書き込みます。

- その通り。ゴルフは自分のクセが分かった時点で勝ちなんです。

- そして技術的には、「直線運動」という意味が理解できて、まっすぐ飛ぶようになったことが、習ったことで一番大きかったと思います。

- ゴルフはすぐに結果につながるスポーツではありません。要はいかに良い先行投資(練習内容)ができたかによります。その先行投資は2、3カ月先、半年先、さらに一年先、それ以上先の進歩に影響を及ぼします(結果を大きく変える)。いいかえれば先行投資を間違えれば10年経っても、変わらない状態がおきます。万年同じ結果になりかねません。
ゴルフの上達には三つの要素が必要と言われます。
(1)良い仲間 (2)良い道具 (3)良いコーチ。です。
この三つが先行投資をするためのカギとなります。是非この3条件を整えてみてください。
ゴルフのトップページを見てください。安藤さんの顔の左上に、「早く100を切りたい」と目標があります。彼女の日記(Voice of TEAM EXILIM)の11月5日には、114というベストスコアを出したことが報告されています。これは、公式試合が行われるレギュラーティでの記録です。前は、レディースから打っていた彼女も、意欲(と自信も)が出てきたのでしょう。「この分なら夏までには100は切るよ」という森コーチの言葉を最後に、連載を終わります。長い間、ありがとうございました。



